ガンダム40周年ということもあり、今年は様々なガンダム新作情報がありましたね。また今月より遂に閃光のハサウェイシリーズが映画館で上映となります。また以前製作予定となっていたガンダムSEEDも製作が始まっているなど巷では騒がれているようです。
新作が上映されていく中で、一度過去のガンダムシリーズを振り返り内容をしっかり把握するために宇宙世紀シリーズを時系列で紹介していきます。今からガンダムを見ようと思っている方にも分かりやすく紹介しますね。
それでは、時系列に並べていきましょう。
宇宙世紀
宇宙世紀の始まりとは、地球からスペースコロニーへ移民したところから一年としていますが、世紀を使っているので一年単位で表記されています。
宇宙世紀の由来は地球連邦政府初代首相のリカルド・マーセナスの講和によって人類全員が強調し、一つの種として宇宙と向き合えるという意味から宇宙世紀(ユニバーサル・センチュリー)と名づけました。
まず始まりとなるファーストガンダムの宇宙世紀0079年から見ていきましょう!
宇宙世紀0079年(ファーストガンダム)
スペースコロニーへ移民してから半世紀が過ぎた頃に、スペースノイドの間に非抑圧者階級としての自覚が高まり新たな開拓を求めて宇宙での暮らしを始めていました。
地球保全のためといいつつ地球からスペースコロニーへ移民させましたが、地球連邦に群がる政治家や富裕層達が生活が安定する地球へ居座り続けてしまいます。
これにより、先立って行ったスペースノイド達から反感を買ったうえにスペースコロニーに対して重税を課すなど植民地扱いをするようになっていきました。
これに異を唱えたのがジオンズム・ダイクンでスペースノイドの自治確立を目指すジオン共和国を設立し、地球連邦軍と対立する姿勢を見せていきます。
ところがダイクンの謎の死により、側近だったデギン・ソド・ザビがダイクンを意思を引き継いでいくと思われましたが連邦軍へ武力による行使を行っていきました。
そして完全な独立を求めてジオン公国は地球連邦軍に対して宣戦布告し戦争が始まっていきます。
両軍は秘密裏にモビルスーツと呼ばれる機体の開発を進めていき、ジオン公国は主力のザクを主力としました。
地球連邦軍に攻撃を仕掛けていきましたが連邦軍もまたガンダムと呼ばれる最新鋭の機体を完成させ圧倒していきます。
主人公アムロ・レイが搭乗する機体のガンダムと赤い彗星の異名を持つシャア・アズナブルが激戦を繰り広げていった結果、ジオン公国最後砦だったア・バオアクーとソロモンを陥落させた地球連邦軍の勝利で終えていきました。


宇宙世紀0087年
一年戦争が終結してから七年目となるも、ジオン公国残党による小規模な戦いは続いている状態でした。
残党軍を掃討するべく地球連邦軍内部で新たな組織のティターンズが結成されジオン残党軍を攻撃していきましたが反地球連邦運動を行っているコロニーにも毒ガスを使用するなど残虐行為が行われていました。
これの動きに反発する形で反地球連邦軍のエゥーゴが結成され、ティターンズに反感を持った兵が集結し、アナハイムエレクトロニクスなど軍事的開発を行う企業からも援助を受けティターンズと対立していきます。
シャア・アズナブルもまたクワトロ・バジーナと名を変えガンダムm-kⅡが開発されていたコロニーへ侵入しそこで出会った主人公のカミーユ・ビダンと共にティターンズと応戦していきました。
ティターンズと交戦していくとジオン残党からアクシズと名前を変え、ハマーンカーンと三つ巴の戦いへと発展していきました。
またティターンズの指導者だったジャミトフ・ハイマンがパプティマス・シロッコの手で葬られるとティターンズの実権を握っていきます。
最終局面ではコロニーレーザーグリプス2にて三者にて死闘を繰り広げ、カミーユが人をも超えた力を体に宿しシロッコを撃退。
クワトロは乱戦末、行方不明となりカミーユ本人も人の感情を宿し過ぎた事で精神崩壊を引き起こしました。
カミーユらの活躍によってエゥーゴの勝利となりティターンズはキュクロープスと名を変え弱体化していきました。

宇宙世紀0088年~0093年
カミーユら主戦力となっていたパイロットが多数戦死してしまい、戦力不足に陥っていた際にアクシズからネオ・ジオンと名を変えて地球圏制圧に乗り出してくるハマーン。
泥棒騒ぎがきっかけでエゥーゴへ入っていくジュドー・アーシタと仲間達。
戦線を優位に進めていたエゥーゴでしたが、ハマーンがコロニー落としを行いサイド3を旧ジオン国領土とし勢力を広げつつありました。
ところが、ハマーン配下のグレミー・トトの裏切りにより三つ巴の戦いになっていきます。
グレミーの艦隊に悩まされつつも、見事撃破しハマーンと一騎打ちを行いジュドーの勝利で第一次ネオ・ジオン戦争が終結しました。
宇宙世紀0093年になると、行方不明となっていたシャアが以前として対応を変えていかない地球連邦軍に対して反乱の狼煙をあげていきます。
自らはネオ・ジオンの総帥と名乗り地球連邦軍と争い、第二次ネオ・ジオン戦争が始まっていきました。
そしてシャアは地球に小惑星アクシズを地球へ落とし、核の冬を人為的に作り地球圏を滅ぼそうとしていきます。
対する地球連邦軍の外郭新興部隊ロンド・アムモは核兵器を用いていくも重力に捉われてしまったアクシズを止めることができませんでした。
地球に落下するアクシズをアムロが搭乗するνガンダムで、押し返そうとすると機体に搭載されていたサイコフレームが虹色の光を放ち両軍のモビルスーツ達がアクシズを止めようとしていきます。
未知なる力によってアクシズの起動を逸らすことに成功したアムロ達だったが未知なる光と共に消息不明となってしまいました。


宇宙世紀0096年
第二次ネオ・ジオン戦争が終結してから、3年後にビスト財団当主のカーディアス・ビストが地球連邦軍の重要機密を譲渡するとネオ・ジオン残党に声を掛けていました。
その譲渡をザビ家の姫だったミネバ・ラオ・ザビが独断で取引を中止させようとインダストリアル7に潜り込んでいました。
取引を中止させるべく連邦政府は、地球連邦軍を動かしネオ・ジオン残党と争っていくことになります。
ミネバを追いかけて行ったカーディアスの隠し子だったバナージ・リンクスが重要機密であるラプラスの箱の鍵であるユニコーンガンダムへ搭乗していきました。
バナージの前には赤い彗星の再来を称すフル・フロンタルが立ち塞がり争っていきます。
またマーセナス家当主の嫡男だったリディ・マーセナスがバナージへの嫉妬を募らせバナージと対立していきますが、マリーダ・クルスの死によって本来の目的を思い出しバナージと共闘し、フロンタルを打ち破りコロニーレーザーをたった二機で止める偉業を成し遂げました。
その後、ミネバの口からラプラスの箱の真実が話され戦いを終えることになります。
しかし、ラプラス宣言が成された直後に行方不明となっていた試作機のユニコーンガンダム3号機が突如姿を現し始めます。
3号機に搭乗しているのは、奇跡の子供と称されたリタ・アムモナルでした。
リタは既に人と呼べる存在ではなく思念だけで3号機を動かしていました。
リタに謝るべく残されたヨナ・バシュタとミシェル・ルオが奔走していきます。
一連の騒動はルオ商会とモナハン・バハロによって引き起こされⅡネオジオングを利用しモナハンはジオン再興を目論んでいました。
リタとミシェルの意思を力に変えた3号機によってⅡネオジオングは破壊され、サイコフレームの光と共に宇宙の彼方へ運ばれそうになった時にバナージがしっかりとこちら側へ引き込み3号機・Ⅱネオジオングそしてリタは宇宙の彼方へ消えていきました。


宇宙世紀0123年
第二次ネオ・ジオン戦争から約30年経ち大きな戦乱もなく平和な日々が続いていました。
しかし、以前のような特権階級だけが特別に扱われる腐敗体質に戻りつつありました。
これに反感したマイッツアー・ロナは人のうえに立つ者は高貴な精神の持ち主ではないとならないといいクロスボーン・バンガードを設立し地球連邦軍と対立しました。
始めにフロンティアⅣに奇襲し民間人を容赦なく殺害していく中で、シーブック・アノーはフロンティアⅣから脱出しスペースアークへ収容されていきます。
クロスボーン・バンガードによってフロンティアⅣを制圧されシーブックと同行していたセシリー・フェアチャイルドを象徴として祭り上げられていきました。
しかしシーブックと戦場で再会したことで、父であるカロッゾ・ロナと対立し撃破することに成功します。
宇宙世紀0153年
地球連邦が腐敗し連邦政府から独立した動きが強くなり各地で紛争が絶えず発生していました。
中でもザンスカール帝国が民衆の支持を得て地球圏制圧へと乗り出してくるとザンスカール帝国に抵抗していたリガ・ミリティアが活発に行動を始めていました。
こうした中でヨーロッパで両軍が争っていた際に、偶々パラグライダーを操縦していたウッソ・エヴァンがザンスカール帝国のエースクロノクル・アッシャーからモビルスーツを奪い撃退していきます。
クロノクルと憧れていたカテジナ・ルースと戦い見事勝利を収め日常の生活へと戻っていきました。
オススメの順番
やはりファーストガンダムを外すことは出来ないと思いますので、ガンダムを見ていない方と、途中から見ていて宇宙世紀の始まり方が分からない方は、ファーストガンダムから見るといいでしょう。
やはりパイロットの人気が高いのはアムロやシャアは必ず名前が挙がりますからね。
モビルースーツに関しても徐々に新機体が開発され後になればなるほど高性能な仕上がりとなってきますが、宇宙世紀時代はニュータイプが主役となっているので、限界突破した機体が多数登場しますので一概にどの機体が最強というのはランク付けし難いですね。
宇宙世紀の流れごとに紹介しましたが、人気となっているのは宇宙世紀0080~96年に掛けては多数の映画やOVAで描かれているため面白い時代となっています。
その他にもガンダム作品は多くありますが、外伝に位置している作品のため省かせていただいております。